プラモデルの作成に必要なツールをご紹介

プラモデル

久々のプラモ投稿です。

今回はプラモデル作成に必要なツールをご紹介したいと思います!

※ツールはネット販売より店舗のほうが安い傾向にあります。ジョーシンやヨドバシなどでなるべく買いましょう。なお、エアブラシなどの高価なものはネットのほうが安いです。

ツールとは

プラモデルと聞くとニッパーで切り離し、接着剤で組み立て、塗装するという流れが一般だと思います。

私が主に作る艦船の場合、①ニッパーで切り離し、②デザインナイフできれいにし、③やすりで整えます。その後、④サーフェイサーでまとめ、⑤パテで穴を埋めます。⑥ラッカー、アクリル、エナメル塗料で塗装し、完成という流れがあります。

多少前後したりすることもありますが、基本的にはこういった流れです。ほかの方々も同じだと思います。

ただ、初めての方や子供には難しい工程や不要な工程も多数あります。

そこで、以下では必需品をまず紹介します。

絶対に必要なもの

プラモデルですが、中身はこのようになってます。

これらをパーツごとに切り離し、接着しないといけないのが、いわゆる一般的なプラモデルとなってます。

なお、ガンプラや艦NEXTといったスナップキットははめ込み式であり、接着剤は不要です。らくちんですね。

ニッパー

切り離すにはニッパーが必要です。カッターや爪切りでも代用できますが、安いものでもいいので購入しましょう。

※100均は絶対にやめてください。あれは切るよりもつぶすといった方が正しいものですから。

購入するのはプラモデル用です。金属用などではありません。

ネットで購入されるよりもジョーシンやヨドバシなど店舗で購入されることをお勧めします。私はタミヤ製よりも安いミネシマのものを使ってますが、問題ありません。

また、ニッパーには先細タイプなどもありますが、まずは標準的なサイズでよいと思います。本格的に模型沼にはまれば、いくらでも買うことになりますから……。

 

接着剤

プラモデルの接着剤はボンドや瞬間接着剤とは大きく作りが異なります。ボンドなどは接着剤自身が固まりますが、プラ用はプラスチックを溶かし、プラどうしを繋げます。セメダインやボンドで作るのはやめましょう。

プラ用には速乾タイプや流し込みタイプなどがありますが、標準的なハケ付きでよいです。そういったものを求めるのはまだ先の段階ですからね。また、リモネン系接着剤は臭いが少ないので、換気が困難な場所であるならお勧めです。まあ、普通の角びんが一番ですが。

購入の際は店舗で買いましょう。ネットは高いです。

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最低限必要なのはこの2つ

プラスチック用のニッパーと接着剤、この2つが必ず必要なツールとなります。これ無しで行くのは相当危険ですので、必ず揃えましょう。

なるべく購入したいツールたち

上記2点は必需品ですが、実質的になくてはならないものもあります。

デザインナイフ、モデラーズナイフ

ニッパーで切り離しますが、ランナーぎりぎりを切るのはやめておくべきです。パーツに傷がつくので。

大体数ミリ離してニッパーで切り、残りをデザインナイフで切り落とすのが一般的だと思います。さらにやすりで削るわけですが、一行程加えるだけで、完成度がぐっと上がります。

おすすめはタミヤのモデラーズナイフです。

先細ニッパー、薄刃ニッパー

一般的なニッパーは、小さなパーツを切る際にランナーに引っ掛かり届かない場合があります。艦船モデルではマスト系のパーツでよくあることです(笑)

そういう際にありがたいのが、先細ニッパーです。薄刃ニッパーとも呼ばれますね。私はミネシマの薄刃ニッパーを使ってます。

流し込み接着剤

いわゆる普通の接着剤は粘性があり、付けた場所から垂れることはあっても流れることはあまりありません。流し込み接着剤は逆で、めちゃくちゃ流れます。

隙間から接着剤を流し込む際はこちらがおすすめです。艦底パーツの貼り付けなどでは重宝しますね。

タミヤセメント 流し込みタイプ (模型用接着剤) 87038

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やすり

ニッパーで切る、ナイフで整える、そして紙やすりで整形します。このやすりがけは非常に重要な工程です。

艦船ではだいたい400番から800番までを使うことが多いですが、カーモデルなどでは2000番なども使われるそうです。すごいですね。

やすりには紙のほかヤスリスティックなど多種多様な製品が発売されてます。自分に合ったものを購入しましょう。わからなければ、紙のセットがおすすめです。

※紙やすりなどはジョーシンやヨドバシなど家電量販店等で買いましょう。ネットは高すぎます。

塗装を加えるなら

ガンプラや艦NEXTは塗装済みですし、特EASYシリーズなどシールで塗装を代用する製品もあります。

ただ、大多数のプラモデルは自分で塗装しなければなりません。さもなくば灰色の完成品となりますので。

また、塗装の方法も、本格的な方はサーフェイサーで下地を整え、まずラッカー塗料で塗装します。その後必要に応じてラッカーやアクリルで塗装し、最後のウェザリングにエナメルを使います。

塗装も基本エアブラシとなり、最後のエナメルのみ筆となりますね。もちろん、エアブラシではできない部分は筆を使いますが、大部分はエアブラシとなります。

ただ、はじめからエアブラシを持っている方は少ないと思います。筆から始めるのが普通でしょう。

塗料の違い

塗料はラッカー塗料、アクリル塗料、エナメル塗料の3種類が基本です。最も強力なものがラッカーで、においも一番やばいです。強力なシンナー臭です。

その点、アクリル塗料は水性ですので臭いもあまりありません。一様水洗いが可能らしいですが、不可能と思た方が間違いありません。

エナメルは基本筆塗です。乾きが遅く、だからこそ塗りムラができません。

さて、この3種類ですが、実はラッカー溶剤はアクリルもエナメルも溶かしてしまいます。アクリルはラッカーを溶かせませんが、エナメルを溶かします。エナメルはどちらも溶かせません。

つまり、ラッカーで全体を塗装し、乾燥後にアクリルで塗装すると、はみ出たアクリル部分をアクリル溶剤できれいにしても、ラッカーは落ちないのです。

私が作る艦船ではエアブラシを使って艦底部(ハルレッド)と艦本体(軍艦色など)はラッカーで塗装し、リノリウムなどをアクリルで塗ります。サビ表現などはエナメルで、筆や墨入れを使います。

塗料は今のところクレオスのラッカー、タミヤのアクリルとエナメルを使ってます。アクリジョンは最初気に使い全く使い物にならなかったので使ってません。今は違うのかもしれませんが……。

あと、スプレーもありますが、私はサーフェイサーのみスプレーを使用しております。塗装には使ってません。これは個人の考え次第ですね。

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エアブラシ、ブース、防塵マスク

エアブラシですが、私はクレオスのL7セットを使ってます。最近は充電式エアブラシなどが出ており、選択肢が非常に多くなりました。

自分に合ったものをぜひ探してみてください。どうしてもわからないならL7セットで間違いないです。私は約4万円で購入しましたが、今の値段は不明です。

また、エアブラシを使う際は下記のようなブースを準備しましょう。約1万で購入しましたが、こちらも現在の価格は不明です。

そして、防塵マスク。これは絶対に購入してください。塗料は体に悪いもので、なるべく吸い込まないようにしないといけません。必ず、絶対に購入してください。

おわりに

最低限必要なのはニッパーと接着剤ですが、作っていくとどうしても不満が出てくるものです。徐々に買い足していくこととなると思います。

私も始めはニッパーとデザインナイフ、紙やすり、アクリル塗料、筆のみでした。それが今やエアブラシやらエチングペンチなど、かなり増えました。

始めるのは簡単ですが、沼にはまると大変なことになってしますのが、趣味ですので、致し方ありませんね(笑)

それでは、模型趣味を始めましょう!

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