造船会社各社の紹介をしてます。
常石造船は海外3か国で船を建造する国内外建造を取ってます
日本の造船企業といえばその大多数が国内のみで建造を行っております。その一方、少数ではあるものの、国内と海外のどちらにも造船所を有する企業も存在してます。その中の1社が今回紹介する常石造船です!
国内外建造を行っている造船企業としては、中国に合弁企業を持つ川崎重工や同じく三井E&Sなどがあげられます。特に三井は2020年に常石と提携を発表したことで一時話題に上がりましたね。
今回はこの常石造船を一緒に見て、造船産業の国内外建造の歴史などを見ていきましょう。
祝!日本シップヤード設立!!
国内建造量1位の今治造船と同2位のJMU(ジャパンマリンユナイテッド)の共同出資会社「日本シップヤード(NSY)」が1月1日付で設立され、新年5日より営業を開始しました。 先日記者会見が行われましたので、その内容を見ていきましょう。 ※新会...
今治造船~国内最大の船の百貨店~
今治と聞くと何を思うでしょうか?しまなみ海道や来島海峡、あるいは今治城など有名な観光地もあり、また昨今ではかなり有名になった今治タオルもありますね。
さて、世界の造船市場において、今治は日本最大の造船産業地域として知られております。特に国内建造量1位の今治造船は瀬戸内を中心に展開しており、世界市場で唯一戦えている企業でもあります。
ちなみに、企業シンボルは$(ドルマーク)と似ていることから、船主には「お金を運んできてくれる船」と評判です。
ここでは、今治造船の社史やそのグループ規模、建造船種、戦略などを紹介します。
三井造船の造船事業をご紹介!倒産?ヤバイ?一緒に見てみましょう
三井造船、造船に興味が無い方でも名前くらいは知っていることと思います。 残念なことに、ここ数年は倒産の危機だとか事業撤退とかで有名になってしまいました。 今回はその三井造船の造船事業をご紹介いたします。
川崎重工の商船事業をご紹介!要点は海外重視の建造方法?
バイクや鉄道、ロボットなどで有名な川崎重工業もまた、かつて日本造船業を率いた1社にほかなりません。 船舶海洋事業は2019年度決算では売上高の5%を占めるまでに縮小されましたが、これは海外合弁企業との事業展開が中心になったためです(1950年代はだいたい70%くらい占めてました)。 今回はこの川重の造船事業を紹介します。
2021年卒必見!造船業界紹介
まだかなり早いですが、造船業界に就職したい方へ業界の外観などをご紹介します。
私は大学院修士で戦後日本の造船産業を研究しており、実際にインタビューなどにもうかがってます。
少なくとも知っておくべきことを中心にお伝えし、皆様の就活に役立てていただければと思います。また、下記の書籍は読んでおいて間違いありません。
JMU:最長の歴史を持つ新生児?
造船企業紹介、第4弾はついに大手企業に進出しますよ! 今回は、国内建造量ランキング第2位のジャパンマリンユナイテッドです。 合併に次ぐ合併を繰り返し、誕生したのは2013年のこと。 かつて世界の造船業を牛耳った造船王国の遺産を、この記事で発掘していきます。
[再建王]坪内氏の遺産?新来島どっくグループ
企業紹介第3弾は、新来島どっくグループです。 新来島どっくといえば再建王「坪内 寿夫」氏と深い関係がある造船会社です。 その傘下には、かつて佐世保海軍工廠を引き継いだ佐世保重工も属していたほどで、もし坪内氏が経営参画しなければ佐世保重工は倒産していたと言われてます。