先日、東芝製のドラム式洗濯機”TW-Z96V1L”が故障しました。
2014年製と実に9年使用してきたわけですが、いよいよ寿命かと思いました・・・。
~お品書き~
C1排水エラー
どういう状態かというと、排水フィルターも排水溝もつまりがなく正常だったにもかかわらず排水エラーのまま停止していました。
※ちなみに、排水フィルターを開けると当然洗濯槽内の水があふれ出てきます。
バカにしてるのかと思いましたがこういう状態があるのかと検索し、何とか治すことができました。
排水弁が折れてる
結論からいうと、排水時に弁を開くユニットの故障でした。
通常時、排水弁は閉じており、排水時のみ開くのがこのユニットの目的です。
しかしながら、その弁を開くための棒がぽっきりと折れていたのです。
いくら排水弁モーターが回っても、棒そのものが折れているのですから、当然弁が開くことはなく、排水もできません。
排水エラーが表示されるわけですが、私がこれを理解できたのは下部を分解して折れた棒を見つけられたからに他なりません。
なので、もし①」排水フィルターに異常がなく、②排水口のつまりなどもないなら、この排水弁が折れているかモーターに異常があるかの可能性が高いです。
修理方法
今回の故障は排水弁棒ですので、このユニットを取り替えます。
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必要なものはドライバーとピンセットです。
※ドライバーはなるべく小さい場所に入るサイズ。可能ならラチェット。
※ピンセットは固定されているコードを外すために使いました。
また、自分で交換すると当然保障の対象外になります。修理依頼や買い替えも検討しているならよく考えてください。これから先は自己責任となりますので。
⓪電源プラグを外し、水栓を閉じる
電源プラグは必ず外しましょう。
外してから10分は放置して、それから取り組んでください。
①下部カバーの取り外し
※据付図ですが、この下部カバーの外し方と電子ユニットの取り外しは同じです。
なお、カバー用のねじ2個のほか、電子ユニットのねじも出てきますので、間違えないように保管しましょう。
②排水弁ユニットの取り外し
カバーと電子部を外すと、このようなユニットがあります。
GM60と書かれた白いのが排水弁モーターです。
この時点では排水弁棒かモーターかどちらが故障しているのかはわかりませんので、モーターをはずさないようにしましょう。
この排水弁の取り外し方については、リンク先の商品を購入したら説明書が同封されてますので、それを見ながら外します。
※ネジ3つで固定されており、このうち2個は上から外せるのですが、残る1個がユニットの下からつけられており、かなり外すのに苦労します。無理にとると割れる可能性がありますので、頑張ってください。
③ユニット取付と電子部、カバーをなおす
ユニットを取り替えたら外した手順と逆の順番でつけていきます。
※ちなみに、私は下のねじはつけませんでした。というかつけれませんでした。まあ2か所で固定されていたら何とかなるでしょうという気持ちです。
カバーをなおしたら普段通り洗濯からすすぎ、脱水モードを選択し稼働させます。
異常がなければ修理完了です。
参考にしたリンクなど
最後に、参考にした記事や動画のリンクを張り付けておきます。
・電気べんりドットコムより「東芝ドラム式洗濯機(TW-Z9100L)排水不良の修理/川崎市高津」
・自作もの日記より「東芝ドラム式洗濯乾燥機 TW-G500L 排水不良の修理」
・また、この動画も大変参考になりました。
終わりに
正直、9年も使っているので買い替えも全然ありでした。
修理できるなら修理しようと思い今回修理してみましたが、無理なら買い替えとなってました。
次はドラム式ではなく縦型でいこうとまとまってました(笑)
何とか無事に修理できたので、もうしばらくは頑張ってもらうこととします。
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