iDeCo、皆さん使ってますか?
このページではidecoをすべき理由と、その紹介をします。
※idecoの最新記事はこちら。
idecoとは?

ideco?なにそれ

資産運用の1つで、個人で行う年金のことよ
iDeCo、皆さんも名前を聞いたことはあるけど、あまり知らない方が多いと思います。
一言で説明すると、自分で積み立て額を設定する年金のことです。
『ご自分で申し込み、ご自分で掛金を拠出し、自らが運用方法を選び、掛金とその運用益との合計額をもとに給付を受けることができます』(公式HPより)。
なので、自分から申請しなければ加入することはありません。これが、まだ普及していない原因の1つと言えますね。
iDeCoは年金であり資産運用でもある?

年金なら厚生年金や国民年金に入っているけど?

その年金の価値って、ほんとに今のままだと思う?
まず大切なのは、iDeCoは年金の1つであり、かつ資産運用に含まれるものだということです。
相互扶助を目的としている年金とは、この点で大きく異なります。不思議なことですが、加入すべき方も、加入しないべき方もおります。
加入すべき方は、例えば、こういう方たちでしょうか?
・20代や30代のような若手の方。
⇒長期積立が前提です。50代や年金受給者の方はしないべきです。
・受給額が積立額より下回っても良いという方。
⇒資産運用ですので、運用成績によっては損する可能性もあります。
・生活費に困っていない方
⇒idecoは60歳まで引き出せません。資産運用は生活費を削ってまでするものではございません。
そして、お金の価値って将来的に同じとは限らないのです。
為替変動という言葉を聞いたことがあると思います。かつて1ドル360円だったものが一時100円を切り、いまでは100円台前半をうろうろしてます。つまり、今積み立てているお金と、将来もらえるお金の価値は同じではないのです!
一方、idecoは資産運用であり、日経株価などと連動あるいはそれを上回ることがあります。つまり、これから経済が成長したらしただけ受給できる額がふえるのです。
そしてもちろん、その逆つまり経済が悪化し運用益がマイナスになることもあります。
年金との違いはほかにあるの?

年金に入っているのに、idecoに加入する必要はあるの?

もちろんよ。
運用益には税金がかからないもの
株式売買を行っている方はよくご存じなのですが、株で得た利益(運用益)には税金20%が掛かります。これは、投資信託でも同じです。
ちなみに、この税金を回避するための1つが、いわゆるNISA口座です。この講座を使えば制限はあるものの、運用益に一切税金がかかりません。そのまま自分のお金になるのです。
そして、idecoはこの20%税率が掛からないのです。つまり、60歳までの運用益のすべてがそのまま自分のお金になるのです。
投資先はどこを選べばよいの?

資産運用?株やFXと同じなの?

どちらかというと投資信託に近いわね。
しかし、idecoならではの利点もあるのよ。
資産運用といっても、その幅は大きく異なります。なんなら銀行貯金も立派な資産運用なのですよ?利子が付きますからね。
idecoは自分で毎月の積立額を設定し、自分で投資先を決めないといけません。画像は楽天証券のものですが、このような中から自分の投資先を選択します。
上記画像以外にも投資先は多くあります。自分の望む投資先に投資しましょうね。
選び方としては、
①ハイリスク・ハイリターン型
②ローリスク・ローリターン型
に分けられます。
ハイリスク・ハイリターン型
変動の大きい銘柄を選択しましょう。
具体的には国内株や海外株、国内外株といったものです。また最近では不動産株(REIT)なども最近は注目を浴びておりますね。
私もidecoは株式銘柄を中心に選んで間違いないと思います。資産運用は損しても良い金でするものですし、債券や元本保証型を選ぶくらいなら投資信託にしたほうがまだましです。
ローリスク・ローリターン型
それでも、リスクを背負いたくないという方。安心してください。そういう方用にもしっかりと選び先があります。
債券やバランス型、定期預金はそこに分類されますね。
特に、定期預金は元本保証型ですので損するということはありえません。
もちろん、大きく得するということもまたあり得ません。
私の実際の利益
2019/11/6現在。
私の場合は積み立て額の80%を株式に設定しております。残り20%は債券にし、少しリスクマネジメントをしてます。
※掛金配分を見ていただくとわかるのですが、今現在は債券をなくし株式とREITのみに配分してます。リスク部分を株式として、安全部分を債券とする方法ですね。それでも、株式は80%に抑えてます。
ここ数日は経済が活況ですので、非常に良い結果が出ておりますが、毎度こういう結果を出せるとは限りません。不況時にはこれがマイナスになることもあります。
投信やロボアドでも話してますが、長期積立は短期間マイナスになることは普通です。ただし、マイナス時に積み立てをできれば安く買えたことになりますので、たまにのマイナスはむしろ最終的にプラスへなることが多いです。
マイナスだからすぐに手放すのは愚の骨頂ですので、絶対にやめましょうね。
おわりに
ideco、いかがだったでしょうか?
idecoに対応している会社は実は多くあります。
ただし、銀行のidecoは絶対にやめてください。自分のお金なのですから当然自分で管理、運用しましょう。
私は楽天証券で行ってますが、松井証券などでも可能です。自分に合った会社を見つけてください。
それでは。